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2005年06月03日の「天声人語」

作者:yenan102… 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-6-5 5:47:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=35196&page=1

加盟する各国が、同じ一人の大統領をもつ。そんな「欧州大統領」の誕生を盛り込んだ欧州連合(EU)憲法条約についてのオランダの国民投票で、反対票が約6割に達した。

各成员国拥有同一位总统。包括设立“欧洲总统”有关内容在内的欧盟宪法条约,在荷兰的全民公决中,反对票高达60%左右。


 フランスでの国民投票に続く「ノーの連鎖」となった。早足で進んできた欧州統合だが、両国民は、やや手綱を引くようにと意思表示したかに見える。

继法国全民公决后欧盟宪法遭遇“说不的连锁反应”。尽管欧洲统一进程推进迅速,但投票结果却隐约反映出两国人民希望略加减速的意愿。

 衆院憲法調査会の資料で、EU憲法条約を読むと、前文には歴史を顧みる一節があった。「辛苦の諸経験の後に再び合同した欧州は、最も脆弱(ぜいじゃく)苦難の身にある住民におよぶすべての住民の幸福のため……」。戦争は、勝っても負けても悲惨な結果をもたらす。勝者はいない。手をたずさえて歩むしかない。そんな思いがにじんでいるようだ。

在众议院宪法调查会资料中读到欧盟宪法条约,前言中有一段回顾历史的内容。“历经辛酸后重新统一的欧洲,是为了所有欧洲人民,包括那些饱受摧残苦难的人民的幸福。。。。”文中似乎这样警示世人:战争,无论胜负只能带来悲惨的结局。战争没有胜者。我们必须携手共进。


 EUが基礎に置くべきものとしては「人間の尊厳、自由、民主主義、平等、法の支配、少数者である人々の権利を含む人権の尊重」とある。こうした基本理念では合意しながらも、それぞれの国民感情や、自国の**への評価の違いなどが、国民投票の結果に映っているのではないだろうか。

 25カ国にまで拡大したEUだが、欧州とアジアの境目にあるトルコの加盟を巡って見方が分かれている。今回の「ノーの連鎖」は、秋から始まる加盟交渉に響くかもしれない。

欧盟最基本的信念是“人类的尊严,自由,民主主义,平等,法制,包括少数人权利在内的人权的尊重”。尽管在这样的基本信念之下各方达成了共识,但各国的国民感情和对本国**评价的差异,不是已经反映在了全民公决的结果中了吗?

欧盟成员已经增加到了25个国家,但在地处欧洲和亚洲交界的土耳其的加盟问题上却产生了分歧。这次的“说不的连锁反应”,可能对秋季开始的加盟谈判产生影响。


 ヨーロッパという言葉は、ギリシャ神話のフェニキア王の娘エウロペから来たとの説がある。エウロペは牛になったゼウスにさらわれる。歴史的な「平和な統合」を試みる現代のエウロペの方は、足元をよく確かめながら、行き先を見定めてもらいたい。

据说“EUROPE(欧洲)”一词,起源于希腊神话中腓尼基国王的公主欧罗芭。神话中欧罗芭被变身为牛的宙斯抢走。希望尝试历史性“和平统一”的当代欧罗芭能够看清方向,谨慎前行。


 

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