打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

贯通会员翻译作品《白云愁色》

作者:华南虎 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-6-2 6:05:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

贯通会员翻译作品,参与讨论请登陆以下地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=35018&page=1

白云愁色

一只蜻蜓并不报道夏日的终结。一片白云并不预告秋日的来临。然而,降临乡村的红蜻蜓已随处可见。云的模样和晚霞中天空也与以前有所不同了。而此时高中棒球赛的结束,宣告了夏日的终结。

“夏日的终结”就像顾客已全部离席归去后的餐桌,洋溢着一片虚无。就像刨冰店那写着"冰"字的幌子在风中翻飞作响一样,空泛落寞。在这一切都行将结束之际,挥洒着夏日的热情、煌煌燃烧着的太阳依然懵懵懂懂地光芒四射。而这种装模作样的声势,正所谓夏日的终结吧。

                         深代 惇郎 《天声人语》

白雲愁色(はくうんしゅうしょく)

一匹のトンボが夏の終わりを告げるわけでない。一片の白雲が秋の到来を知らせるわけてもない。しかし、里に下りてきた赤トンボをよく見かけるようになった。雲の風情も夕焼け空も、今までとは違う。そして高校野球の終わりは、夏の終わりを告げる。

「夏の終わり」には、客がいっせいに帰った後の食卓のような、むなしさがある。「氷」のノレンがぱたぱたと鳴る時のような、白々(しらじら)しさがある。夏の情熱を吹き込んで、ぎらぎら燃えていた太陽が、すべてが終わろうとしているのに、まだ無神経に輝きつづけている。そのそらぞらしさが、夏の終わりなのだろう。

                     深代 惇郎 「天声人語」


 

[1] [2] [下一页]



打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口