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贯通会员翻译作品《海岛黄昏》

作者:华南虎 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-5-2 6:31:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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海岛黄昏

海岛的黄昏庄严肃穆。

随着那巨大的红色火球渐渐地落入水平线,宛如屏风般展开的云彩,颜色急剧变化,从黄金色一变为紫色,再变为胭脂色。从海峡涌出的急流,形成了一条从我的脚下直奔水平线的光带,在铅灰色的洋面上犹如数不清的鱼鳞在闪闪发光。光是有生命的,波浪也有脉搏。房东心想,似乎在哪里也看到过一次与此相仿佛的日落。

肯定有那么一次,怀着无限的感慨……。风,吹湿了他的脸颊和睫毛。

     远处,凭借潮流运送货物的内海航船,飞驰而去。

                              高桥  和巳 《散花》

                    

作者介绍:

  高桥 和巳(1931~1971)小说家、中国文学家。大坂出生。京都大学中国文学博士结业。受一战后的文学的刺激,特别是受到埴谷雄高、野间宏的影响颇多。昭和37年因《悲之器》而一举成名。昭和42年当上了京都大学的助理教授,从44年初起,京大的校园斗争白热化,不得不重新考虑学院的政府管制。高桥加入了反对政府管制的全学共斗会(注:在1968~69年大学纷争之际,由各大学组成的新左翼以及无党派的学生组织。),记录其斗争过程的《我们的解体》受到全国学生的广泛、热烈的支持。主要作品有《悲之器》、《散花》、《邪宗门》、《忧郁的党派》等。

原文:

島の夕暮れ

島の夕暮れは荘厳(しょうげん)だった。

巨大な赤い焔のかたまりが刻々と水平線に沈むにつれて、屏風(びょうぶ)のように広がる雲の色が黄金(こがね)に紫に、そして臙脂色(えんじいろ)へと急激に変化する。海峡の流れの激しさゆえに、足元から水平線まで走る光帯は、また鉛色の海原(うなばら)におどる無数の魚の鱗のようにきらめくのだ。光は生きており、波浪(はろう)にもたしかに脈動(みゃくどう)があった。一度どこかで、これと同じような日没(にちぼつ)を見たことがあると、大家(おおや)は思った。

  無限の感慨をこめて、たしかに一度......風が彼の頬と睫毛をぬらして吹いた。

 遠くを、潮流を利用して荷物を運搬する内海運航船が、はやいスピードで動いてゆく。

   

(たか)(はし)    和巳(かずみ) 「(さん)()

作者紹介:

   高橋 和巳(19311971)小説家、中国文学家。大阪の生まれ。京都大学中国文学博士課修了。第一次戦後の文学に刺激されたが、とくに埴谷雄高(はにやゆたか)野間宏(のまひろし)から多くの影響を受けた。昭和37年「悲の器」によって一躍脚光を浴びた。昭和42年京大助教授になるが、44年初めごろから京大の学園闘争が激化、学園体制の再検討を迫られた。高橋は反体制の全共闘したが、その闘いを記録した「わが解体」は全国の学生から幅広い熱烈な支持を受けた。主な作品は「悲の器」、「散華」、「邪宗門」、「憂鬱なる党派」などがある。


 

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