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2005年03月31日の「天声人語」

作者:llswza 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-4-2 6:09:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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スマトラ島沖の地震では、住民が各地でパニックに陥ったと報じられた。地震後、津波を恐れた人たちが焦って高台を目指し混乱したという。

 パニックは、時には群衆による圧死などの惨害をもたらす。しかし、人々のパニックへの傾きを、単純に「不合理な行動」とは言えない。

 冷戦の頃、戦域核兵器の配備がとりざたされていたオランダで、住民がパニックに陥ったという。きっかけは、空軍基地に原爆が投下された場合を想定したラジオ番組だった。「いつか核攻撃があるかもしれない」という現実の不安と、仮定の世界のラジオ番組とが重なってしまったのだが、人々が混乱するのはむしろ自然で、無理からぬものだったと思う。

 スマトラの場合も、大津波襲来への不安はかなり大きかっただろう。地震の起き方によっては、それも十分ありえたのだから、ひたすら海から逃げようとしたのは理にかなっている。問題は、正確な情報の速やかな伝達と、住民への的確な指示があったかどうかだ。

 今回は、気象庁が素早く各国へ津波情報を発し、大津波の時の苦い経験が、情報の支援では生きた。しかしインドネシアなどでは、警報の発令と伝達や住民への指示に問題があったようだ。

 約700年前にスマトラに上陸したマルコ・ポーロが『東方見聞録』(東洋文庫)に記す。「皆さんをびっくりさせるに違いない異常な事態がある……この土地がはるか南方に位しているため、北極星も北斗七星も共に見えない」。はるか赤道直下の島々へ、情報だけでなく支援も厚く届けたい。

报道说苏门达腊岛近海地震发生时,各地居民陷入了恐慌,地震过后,恐惧海啸的人们急切的去往高处,引起了混乱。
恐慌有时会因为人群挤压造成被踩死的惨况。但是人们的恐慌倾向,又不能单纯的说成是不合理的举动。
据说在冷战时期,荷兰居民因战区核武器的配备问题引起了恐慌,起因是假定向空军基地投原子弹的广播节目。‘不知道什么时候也许会遭受攻击’人们对现实不安和假定情况的广播节目赶在了一起,所以  人们发生混乱与其认为是自然,不如说有一定的道理。
苏门答腊岛的情况也是因为大概人们对海啸袭来的有着巨大恐惧,再加上地震的发生方式,引发海啸也是极有可能的,所以只顾从海上逃开也是合乎情理的,问题是有没有把正确的信息快速传达和给予居民的明确指示。
此次,因为有前车之鉴气象厅迅速的 向各国发布了海啸予警,发挥了信息援助的作用,但是在印尼,警报的传达发布,及给予居民的指示上好象还存在问题。
大约700年前,登上苏门答腊岛的马克波罗在[东方见闻录](东洋文库)中记载着‘不寻常的情况,必定会让大家大吃一惊……这块土地位处遥远的南方,连北极星和北斗七星都看不到。
在遥远的赤道正下方的各个岛屿,希望送去的不仅仅是信息,还有诚挚的援助

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