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2005年02月28日の「天声人語」

作者:华南虎 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-3-15 18:11:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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在从前,年号是频繁变更的。不仅仅发生在皇位更迭之际。每逢天灾、战乱以及有人进呈祥瑞动物之时都会改变年号。从大化到平成平均每5年一变,短的才2个月就改掉了。

最长的是昭和,但昭和的元年却极其短暂。大正天皇在岁末的25日驾崩,于是便成就了昭和的天下,一星期后便是昭和2年开始了。这短暂的元年,最近竟成了法庭辩论的焦点。

有那么鬼鬼祟祟的一伙人,偷偷潜入了东京都板桥区内一女性的住宅。偷了人家的存折和印章,琢磨出了那女性的出生日——1926年6月1日。也许还查了日历换算表吧,那些家伙便在伪造的保单上填上了“昭和1年6月1日”出生。一个看起来像那种年龄的女人来到银行,在受理窗口出示了保单,提出600万日元的定期存款后,逃之夭夭。

受害的女性提起了诉讼,与银行对簿公堂,然而银行并不认错。连《昭和改元诏书》都被搬上了法庭。在上周宣布了判决结果:受害者胜诉。理由是:“昭和1年几乎不存在,这一点应是社会常识。银行职员理应注意到那可疑的出生年月”。

作家佐野洋曾写过一部名为《年号判决》的小说(文春文库)。其中有这样一个场面:大正15年12月24日出生的主人公嘟囔着:再晚出来一天,就是“昭和宝宝”了。现实中在改朝换代的节骨眼上呱呱坠地的人们,大概也有些别样的心态吧。

今年,若以昭和记,是昭和80年;以大正记,是大正94年;以明治记,是明治138年。我们不打算去“冒名顶替”,但要换算年号与西历也够伤脑筋的。

050228《天声人語》

 

そのむかし元号は頻繁に変更された。皇位が代わった時だけではない。天災や兵乱の年、吉祥の動物が献上された年にも改元されている。大化から平成まで平均で5年、短いと2カ月で変わった。

 一番長いのは昭和だが、最初の昭和元年はごく短かった。暮れの25日に大正天皇が亡くなって昭和の世となり、1週間後にはもう昭和2年が始まる。元年の短さが最近、裁判で争点になった。

 怪しい一味が東京都板橋区内の女性宅に忍び込んだ。通帳と印鑑を盗み、女性が1926年の6月1日生まれであることも割り出した。暦の換算表でも見たのか、一味は偽造した保険証に「昭和1年6月1日」生まれと書き込む。実在しない日付である。銀行に現れたのはそれらしい年格好の女性。窓口で保険証を見せ、定期預金600万円を引き出して逃げた。

 被害女性は裁判を起こしたが、銀行は非を認めない。法廷では「昭和改元の詔書」も持ち出された。先週言い渡された地裁判決で、軍配は女性の側にあがった。「昭和1年がほとんどないことは社会常識のはず。行員は怪しい生年月日に気づくべきだった」と。

 作家の佐野洋氏に『元号裁判』という小説がある(文春文庫)。大正15年12月24日に生まれた主人公が、あと1日遅ければ「昭和の子」になれたのに、とつぶやく場面がある。実際に時代の境目に生を受けた人たちにも、格別の思いがあるのだろう。

 今年は昭和なら80年である。大正だと94年、明治では138年にあたる。「なりすまし犯」ならずとも西暦との換算には悩まされる。


 

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