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2005年02月01日の「天声人語」

作者:华南虎 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-3-12 6:07:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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英語では、bullet(弾丸)と、ballot(投票用紙)は、見た目も、発音も似ている。英紙ガーディアンは、イラクの国民議会選挙の社説の見出しを「弾丸と投票用紙」と付けていた。

在英语中bullet(子弹)和 ballot(选票)看上去差不多,发音也相近。英国《卫报》的有关伊拉克国民议会选举的社论就以《子弹与选票》为题。

  確かに、武装勢力は「投票する者には弾丸を」という意味のことを言っていた。すぐ近くで迫撃砲(はくげきほう)による攻撃と銃撃戦があった投票所に来た高齢の女性が言ったという。「私たちはイラクの将来のために犠牲になる」。選挙という仕組みに、これまでにない形を付け加えた今度の選挙とは何だったのか。名前を付けるとしたら、どう呼んだらいいのだろう。

的确,武装组织是说过“给投票者吃子弹”之类的话。据说一位来到附近受到迫击炮攻击并爆发枪战的投票所投票的老年妇女说过:“我们是为伊拉克的未来而牺牲的”。给选举制度以前所未有的方式的,这次选举到底算怎么回事儿呢。如果要给它取一个名字,称它什么好呢?

  まず「命がけ選挙」ではあった。実際、多くの人たちが、テロ攻撃によって命を奪われた。武装勢力側も命がけで選挙を阻止しようとし、一部は自爆テロに走った。守る側も含め、異様な「武装選挙」だった。

首先想到的是“拼命选举”。事实上已有许多人被恐怖活动夺走了生命。武装组织方面也是拼命阻止选举,一些人甚至采取自杀性恐怖活动。包括防守一方在内,对双方来说都是异样的“武装选举”。

  選挙を推進する側からは「一里塚(いちりづか)選挙」ないし「試金石(しきんせき)選挙」だった。米軍の占領からイラク国民の自治へと至る道筋の中で、選挙ができる段階にまでたどり着いたことを確認する。そして世界へと訴える。選挙後「際立った成功」と語ったブッシュ米大統領にとっては、肝心要の「アピール選挙」だった。

就选举的推行方来说可谓是“里程碑式选举”乃至“试金石选举”。由此可确认,在从美军的占领到伊拉克国民自治的进程中,已经到了一个能够选举的阶段了。并可向全世界公开标榜。对于在选举后声称“非常成功”的布什总统来说,可称是要紧的“面子选举”。

  「目隠し選挙」でもあった。これほど世界の注目を集めた選挙を、世界のほとんどのメディアが、現場で見て伝えることができなかった。投票するかどうかが、宗教上の立場であらかじめ分けられた点では、総選挙ではなく「半選挙」だった。

还可称为是“藏头选举”。如此受世人注目的选举,世界上绝大多数的媒都未能作现场报道。在要不要投票这一点上,因宗教立场的不同事前就分成了两派,所以不能算全民选举,只算得个“半选举”。

  今後も気がかりだが、「内戦予備選挙」などという名だけは付いてほしくない。

    今后的事态也颇令人担忧,希望不要取名为“内战准备选举”。


 

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