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2005年01月15日の「天声人語」
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作者:海の魚 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-2-5 8:02:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。 東洋大が募集する恒例の「現代学生百人一首」に、今年は全国から6万3千余首が寄せられた。入選の100首を読む。そこには、今の世の姿というものがゆらりとたたずみ、また、きらりと輝いているように見える。 まずは、身近な人たちへのまなざし。〈新札に替えてきたぞとハシャぐ父を冷静に見る樋口一葉〉高3・相川遥平。〈「がんばれ」と口では言わない母だけどトンカツ揚げる音で励ます〉高1・木村文香。〈母さんが夜なべしてまで編んだのは冬のソナタの名場面集〉高3・長谷川賢司。 学校という社会の中で。〈弓と矢と心と体を一つとし的に向かいて雑念を射る〉高3・冨安巧。〈本当は怒ってなんかいないのにとがったぼくはサボテンみたい〉中3・行方宏志。選外作からも一つ。〈八十路越え化石に近い前脳にカンフル欲しい中間試験〉定時制高1の80歳女性。 出会いのときめきとせつなさ。〈こんなにもたくさんの人がいる中でたった一人を慕う不思議さ〉高3・鴇田久美子。〈自転車の風を切る音聞こえればあなたが来たかと振り向く私〉高2・五十嵐遥子。 世界へと向けた視線。〈言っていい?そんなに大事アメリカは考えてみてイラクのことも〉中3・佐藤渉平。〈将来の夢は何だと尋ねられ生きていたいとアンゴラの子供〉高2・日高智美。 何かを見つけた瞬間、若い心は躍る。〈空をきり何をめざして飛び込むかカワセミの背に強い意志あり〉高3・越智かのこ。〈全身がふるえるんだココロって液体なんだなあふれそうだもの〉高2・桂井朋子。
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