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2004年12月28日の「天声人語」
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作者:ebitama 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2005-1-31 8:07:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。 インドネシアの地震と津波の被害は、どこまで拡大するのかも分からない。地の底に潜む力の途方もない大きさを改めて感じる。震源に近いスマトラ島には、地震の由来についての伝説があるという。
天空の神の子が、天上界と下界との間に大地をつくった。大地ができて真っ暗になってしまった下界の首領は腹を立て、下から激しく大地を揺り動かしたので、大地は壊れてしまう。支柱で補強して以後、壊れることはなくなったが、下界が揺さぶる度にぐらぐら動く。(『世界神話伝説大系』名著普及会)
インドネシア周辺では、日本と同様、大地震が繰り返し起きている。92年のフローレス島付近の地震でも津波で多くの死者がでた。その時の文部省派遣の調査団の報告を見ると、住民の大多数は津波のことを知らず、津波が来るのを見てから逃げた人がほとんどだった。 調査団はインドネシア側へ助言したという。「若者に当番を決め、地震を感じたら海を監視する。火の見やぐらと半鐘を備える。老人幼児でも避難できる坂道を造る」 据说调查团还帮印度尼西亚方面出主意说:“让年轻人值班,要是感觉地震了就监视大海。再配备火警了望台和警钟,修筑便于老人小孩避难的坡道。” 島と島の間でも、地震津波の伝承や備えに差はあるだろう。まして海を隔てた国にはまず伝わらない。しかし大津波の方は、ジェット機並みの速さで伝わり、スリランカやインドを越え、アフリカでも犠牲がでた。 就是在岛与岛之间,对地震海啸的通报和防范上也会产生差别。更不用说传达到远隔大海的国家了。但是海啸却是以喷气机般的速度袭来并越过斯里兰卡和印度,甚至连非洲都有人遇难。 同じインドネシアでも、太平洋側なら津波情報が入るが、インド洋側は監視網の外というのも切ない。救出や復興支援が最優先だが、その先に、国境を超えて結ぶ安心の回線を建設する。こうした貢献に、地震国日本の蓄えを生かしたい。 即便在同一个印度尼西亚,在太平洋一侧的地方得到了海啸的情报,而在印度洋一侧的地方却落在监视网之外真是令人痛心。抢救与重建支援虽是最优先的,然而在此之前要建设一条跨越国境的放心的线路。 想让地震国的日本作一点这样的贡献。
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