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2008年04月01日「天声人语」中日对照
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作者:中国筷子 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2008-7-14 16:20:03 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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论坛讨论地址: http://club.kantsuu.com/showtopic-169370.html 5年前のきょう、東京新聞が〈東京湾で大油田発見〉と報じた。同紙恒例の冗談記事の中でも「傑作の誉れが高い」と『世界のエイプリルフール・ジョーク集』(鈴木拓也、中公新書ラクレ)が紹介している。大油田が本物なら、そろそろ安い国産ガソリンが出回る時分だろうか▼ 5年前的今天,东京新闻报道了:东京湾发现大型油田。「世界愚人节合辑」(鈴木拓也、中公新書ラクレ)介绍了,这是本报纸历年搞笑话题中(评为杰作次数最多的)。大型油田要是真存在的话,现在到处都能看到便宜的国产石油了吧。 暫定税率の期限切れで、ガソリンの税金が本日から1リットル25円下がる。ただし、5月には元に戻るかもしれないという。例年ならそのまま四月馬鹿で通用するほどの、へんてこな話である▼ 停止使用暂定税率,汽油税金从当日开始每升下降25元。此外,到5月份回复到原来价格。和往年一样,这不过是4月愚人常用的搞笑话题罢了。 今この話題で「馬鹿」をやろうと思えば、〈政府は財政の穴を埋めるため、飲食店に1品25円の揚げ物税を課す方針を固めた。メタボ対策も期待する〉ぐらいのでたらめが必要だ。お粗末な政治が冗談を実話にし、ホラ話の作り手を泣かす▼ 现在还想借机让人上当的话。就需要象这样“政府为了填补财政漏洞,向饮食店征收每份25元的油炸税,也希望对减肥有用”如此恶搞的话题。胡来的政治家还真把这样的玩笑话当真去做了,让编故事的人欲哭无泪。 江戸の昔、灯火に使う菜種油は必需品で、油に絡む混乱は官民が恐れた。かの大岡越前も油価の安定に気を使い、油問屋たちの価格つり上げを罰したと伝えられる▼ 以前在江户时代,灯火所使用的菜油是生活必需品,官民都害怕油价所引起的混乱。据说那时岡越前为稳定油价,惩罚了联手涨价的供油大亨们。 日常生活に深くかかわる品の値段が乱高下しては、世情は定まらない。値上げづくしの春、ガソリン値下げはありがたく、干天の「慈油」には違いない。とはいえ、ひと月限りの慈雨では客も店も、自治体も混乱するばかりだ。ぬか喜びはすまい▼ 和日常生活紧密相关的商品价格涨涨跌跌,社会就无法安定。在什么都涨价的春季,汽油价格的下降很是难得,这无异于久旱逢甘露。虽说如此,如果是仅此一个月的特价,只会让顾客,商店和自治体混乱不堪罢了。一点都高兴不起来?? 江戸の髪油売りは、客のご婦人たちと雑談しながら商いをした。転じて、仕事の時間を浪費することを「油を売る」と言う。永田町で油を売り合った「政治のツケ」(福田首相)が「さまよえる25円」だ。油田でも見つからない限り、この国の誰かが被(かぶ)ることになる。 江户时卖发油的商贩,和妇人们一边闲聊一边做生意。现在把卖油说成是无效率地工作。在永田镇谈油价的福田首相开出的“政治赊账”是“25元可否”。只要找不到油田,就有国民要为此背上油债。
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