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2004年11月14日の「天声人語」
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作者:asobi2 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2004-11-21 9:23:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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贯通会员翻译讨论作品,仅供参考,如果想参与讨论请登陆论坛天声人语版块。 「絵を見る人には、ある種の逸楽的感動を覚えてほしい。私の絵は、深い安らぎを与える『肘掛(ひじか)け椅子(いす)』でありたい」。マチスは、こんな意味のことを言っていたそうだ。東京・上野の国立西洋美術館の「マティス展」(12月12日まで)で、久しぶりに、この言葉をかみしめた。 “想让欣赏画的人记住某种安逸的感动。我的《扶手椅子》这个画作,让人感到浓浓的闲情逸致”。亨利.马蒂斯好像是说过类似意思的话。事隔好久了,终于在东京的上野国立西洋美术馆的“马蒂斯展”(12月12日闭幕)上,品味这句话的含义。 マチスのアトリエがあったパリ・セーヌ川べりのアパートを訪ねたことがある。窓から川の方を見ると、観光船が行き交い、対岸にはノートルダム寺院が見える。当時の住人は「最もパリらしい場所です。地下鉄工事がうるさいのが難点だが」と言っていた。この構図で100年前に描かれた絵が、今回展示されている。 我曾经造访过马蒂斯在巴黎塞纳河畔有画室的那个公寓。从窗口向河望去,观光船只来来往往,能看见对岸上的圣母院。“尽管有修建地铁工程时候很吵闹的缺点,这里仍是最有巴黎风情的地方。”当时住这的人如是说。而以这种构图描绘100年前的画如今正在展示中。 会場を巡る。大胆で際立った人物像や鮮やかな色づかいに、生の躍動と官能の気配を感じる。しばらく、肘掛け椅子の逸楽にひたった。 转了转会场,大胆出位的人物像或鲜艳的着色,让人感到生命的跃动和感观的刺激。很快便沉浸于扶手椅子的安逸里了。 マチスと共に20世紀美術を代表するピカソの「ピカソ展」も開かれている(東京都現代美術館=江東区 12月12日まで)。いつもながら、奔放で過激な形と色の祝祭に酔いそうである。テーマは「躰(からだ)とエロス」で、男女の激しいドラマが迫ってくる。 洋画家・川島理一郎は戦前、このふたりが互いにどう思っているのかを、別々に聞いた。「あの人はハイカラで美しい絵を描くなかなか話せる人だよ」とピカソが言い、「気まぐれで何をしでかすかわからぬ、然しあれは物の判る人だよ」とマチスは言った(『旅人の眼』龍星閣)。 マチスが没して50年、ピカソが逝って31年になる。両巨匠の豊かな果実を、ふたりの間の会話も想像しながら味わった。
马蒂斯 Matisse,Henri 1869-1954 法国野兽主义绘画运动的领袖、油画家、雕刻家和版画家,与毕加索一起被看作 是20世纪法国画派两位最主要的艺术家。
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