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2008年03月05日「天声人语」中日对照

作者:freyja 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2008-4-1 10:03:07 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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ぽつねんと電柱あたりに止まっていても、何か良からぬことを考えている風情がカラスにはある。下を通る時は身構える。頭がよく、まれに人を襲うという話を聞いているせいだろう▼

有的乌鸦,即便是停在电线杆上一带,也似乎在考虑着什么坏主意,一见有人通过就发动攻击。可能是因为我记忆太好,还记得偶尔听过的乌鸦袭击人的故事吧。 

東京のカラスが6年ぶりに増えたそうだ。このほど都が発表した昨年12月の生息数は、前年より1割多い1万8200羽。最多だった01年の半分だが、捕獲作戦による減少傾向が途切れた▼

据说东京乌鸦的数量在时隔6年后有所增长,根据最近公布的去年12月的栖息量,比起前年多了一成大约18200只,虽然只是数量最多的01年的一半,但是捕获作战却使乌鸦数量减少的势头中止了。 

都は、85年水準の7000羽を目標に駆除を続けている。だが、生ゴミの袋を網で覆うなどの対策が、特に繁華街で手薄だという。栄養たっぷりの東京育ちは、一度に産む卵が4~5個と多めで、捕獲だけでは限界がある▼

东京把85年水平的7000只作为目标继续驱赶。但是据说用罩子盖住一些垃圾袋之类的对策,特别是在繁华街上就显得不足。在有充分食物的东京成长,一次生的蛋要多于45个,仅仅靠捕获是有限度的。 

『カラスはなぜ東京が好きなのか』(平凡社)を書いた松田道生氏は、都市の複雑なつくりが故郷の森に似ると見る。バブル期に残飯が増え、分別徹底のためにゴミ袋が黒から半透明になった。森の樹上から小動物を狙うように、カラスは電柱から生ゴミを容易に見つける▼

写了《乌鸦为何喜欢东京》(平凡社)的松田道生先生说,城市复杂的结构与故乡的森林看起来很像。泡沫经济期剩饭增多,为了彻底辨别,垃圾袋从黑色变成了半透明。就象从森林的树上瞄准小动物一样,乌鸦从电线杆子上很容易发现生鲜垃圾。

「一羽ずつ見るとかわいいのですが」と駆除担当者。確かに、ただ生きているだけなのに、これほど嫌われやすい鳥もいない。「タヌキは間抜けでキツネはずる賢いという、本来の習性とは全く異なる見方をしていないか」(松田氏)との問いに、はっとする。カラスは実は遊び好き、街の掃除係でもある▼

乌鸦打击队员说“一只只看的话是蛮可爱的”。确实,若单单只是活着,也不是那么让人讨厌的鸟。(松田)对突然提出的问题 “据说狸猫愚蠢狐狸狡诈,从原本的习性来说完全不同。对此有不同的见解吗?”其实乌鸦很喜欢玩,也是不错的清扫工。

都市のカラスは、えさの過半を人間の活動に依存するらしい。数の増減は私たちの食生活のムダをも映す。ならば残飯を減らすことから始めたい。悪意も善意もなく、カラスは今年も繁殖期を迎える。                    

好像城市的乌鸦一半的饲料都是依赖于人类的活动,它们数量的增加也反应了我们饮食生活中的浪费现象。如果是这样的话,想从减少剩饭开始做起。没有善意也没有恶意的乌鸦今年也迎来了繁殖期。  

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