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2008年02月26日「天声人语」中日对照

作者:菜種 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2008-3-11 16:35:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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少なくとも先週末まで「ミウラカズヨシ」といえば、きょう41歳となるサッカーのカズこと三浦知良さんである。若い世代は「ほかにもいたのか」と驚くだろう。ふた昔前の時の人が、ニュースの主役で戻ってきた▼

至少到上周末为止,若提起“Miura Kazuyoshi”,则必会让人想起如今已41岁的前足球选手“Kazu”,也就是三浦知良。年轻的一代大概会惊讶地说“还有其他名人也叫这个名字吗?”20多年前的人物,如今又成为了新闻的主角。

「ロス疑惑」の三浦和義元社長(60)が、サイパン島で米当局に逮捕された。81年に妻一美さんを銃撃させたという殺人容疑だ。日本では無罪が確定しているが、事件の舞台である米国も独自に捜査や裁判を進めることができ、重罪には時効がない▼

“洛杉矶事件”的当事人,三浦和义前社长(60),以81年枪杀妻子一美的杀人嫌疑,在塞班岛被美国当局逮捕。虽然在日本被裁定为无罪,但作为事件发生地的美国,仍然可以独自进行调查和审判,并且重罪是没有时效的。

これほど呼称が変転した人も珍しい。悲劇の夫、三浦「さん」は自らも足を撃たれ、病院で涙ながらに状況を語った。4年後の逮捕で敬称が消え、次いで被告と呼ばれ、逆転無罪で元社長に変わる。万引きの容疑者にもなったが、司法や報道の人権侵害を語る講演では「氏」と紹介された▼

称呼变换得如此频繁的人是少见的。悲剧中的丈夫、三浦“先生”因为自己的脚也被射中,在医院里涕泪交流地述说情况。4年后,敬称由于被逮捕而消失,随之被称为被告,在逆转的无罪判决后又变为前社长。而他虽然也有在商店里偷窃的嫌疑,但在控诉司法及报道中的人权侵害的演讲中被介绍为“氏”。

銃撃3カ月前、知人に妻を殴打させたとする殺人未遂事件では懲役6年の刑が確定し、あれやこれやで、拘置所や刑務所に5500日いたそうだ。今、何度目かの容疑者に戻り、再始動させた人生が暗転の際(きわ)にある▼

枪击案件发生前3个月,三浦由于唆使认识的人殴打妻子的杀人未遂案件而被判处6年徒刑,由于种种原因,他在拘留所和监狱里待了5500天。现在,他又恢复了反复数次的嫌疑者身份,给重新开始的人生蒙上了一层阴影。

27年前の真 相を追い続ける米捜査陣の執念には驚く。一国の最高裁が結論づけた事件を他国の司法が掘り返せる仕組みには、なおびっくりだ。米連邦捜査局(FBI)のいう新証拠とは万人が納得するものなのか▼

我对于始终追寻着27年前的真 相的美国调查队伍的执着感到吃惊。对于其他国家能够重审已被一国的最高法院盖棺论定的案件这样的机制更加感到惊异。美国联邦调查局(FBI)所说的新证据,究竟能不能被大众所认同呢。

ロスの駐車場で撃たれなければ、一美さんは昨日、55歳を迎えていたはずだ。母は「誕生日を前に少しだけ光が差してきた」と語った。人生、歳月、正義。様々を考えさせる仰天の報である。

如果一美没有在洛杉矶的停车场遭到枪击的话,昨天应该迎来她55岁的生日了。她的母亲说“在生日之前看到了些许亮光照射”。人生、岁月、正义。这是个让人思考良多的、令人惊讶的消息。

 

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