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2008年01月18日「天声人语」中日对照
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作者:freyja 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2008-1-20 11:10:12 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=164225&page=1 時代小説の池波正太郎は、書き損じの原稿を小さく切ってメモ用紙にした。「紙への執着」は昭和初めの幼少期からという。小遣いがあれば紙屋に走り、粗末なワラ半紙を買う。四つに切り、墨とクレヨンで紙芝居を作るのが無上の喜びだった▼ 写时代小说的池波正太郎把写过不要的稿纸裁成小片当作便条纸。据说“对于纸的执着”是从昭和初期的少儿时代开始的。有了零钱便跑去卖纸的小店买一些粗糙的稻草质的日本纸。裁成四份后用墨水和蜡笔画在上面连环画是无比高兴的事情。 お年玉で「上等の、真白(まっしろ)な画用紙を二十枚も買うときの胸のときめき、豪勢な気分」が随筆に残る。そして「現代の家庭における紙類の氾濫(はんらん)」を嘆いた(『一年の風景』朝日文庫)▼ 在随笔中留下了“用压岁钱买下20张上等的、雪白的绘画用纸时候的激动、奢侈的心情”。然后叹息在现代家庭中出现纸类的泛滥的现象(《一年的风景》朝日文库) 日本郵政の「再生紙はがき」で偽装が発覚した。全納入メーカーの品で、古紙の配合率が契約値を割っていた。日本製紙が納めた今年の年賀はがきは、40%混じるべき古紙が1%である。契約違反はコピー用紙などにも広がる▼ 日本邮政的“再生纸明信片”伪造事件被曝光。全额缴纳的纸品中,废纸的混合率低于合同规定的数值。日本造纸收到的今年的贺年明信片中本应是混入40%的废纸,实际上却只有1%。生产的复印纸之类的产品中也在蔓延违反合同的现象。 古紙が多いと白さを出しにくい。メーカーは品質を優先したそうだ。だが、官公庁は古紙率が高い再生紙を進んで買うべしと、法が定めている。資源保護の工夫につけ入る商魂が透けて見える▼ 废纸多了就不容易让新纸变白。公司好像是做到了品质优先,但是法律规定,政府应该积极购买废纸含量高的再生纸。可以清清楚楚地看到资源保护的办法中融入了商业精神。 紙は7割が回収され、6割が再び紙になる。ただ、古紙の混ざり具合は製紙会社しか知らず、そこに「偽りの余白」が生じた。純白が紙の命だった頃なら、古紙を混ぜれば責められただろう。逆が不祥事になのがエコの時代である▼ 有7成的纸被回收,其中6成变成了回收纸。但是,废纸的混合情况只有造纸公司知道,这就产生了“伪造的空白”。如果说纯白是纸的生命,混入了废纸的话会受到责备吧。反过来,在生态学的时代变成不祥的事情。 私信の習慣は、紙の大量生産が広めた。例えばドイツ人が1年に出す手紙は、19世紀半ばの1通強から世紀末には58通になった(『紙の歴史』創元社)。したためた思いを環境に優しい方法で伝えたいと、再生紙を選び取る人もいよう。ささやかなエコ意識をあざ笑う背信に、怒りを覚える。 纸的大规模生产使得私人通信成为习惯。比如说,德国人1年内发出的信件,从19世纪中叶的一点几封上升到世纪末的58封(《纸的历史》创元社)。也有选择使用再生纸的人是为了用温和对待环境的方法的同时传达写下的所思所想。对嘲笑微小的生态意识的背信弃义感到愤怒。
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