打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

2008年01月11日「天声人语」中日对照

作者:freyja 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2008-1-16 9:34:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=163583&page=1

初めて新聞に載った記事や写真は忘れがたいものだ。筆者の場合は「ソフトクリーム」だった。入社研修の春、初夏を思わせる百貨店の屋上で、冷菓をほおばる子供を撮らせてもらった。売店と気象台に話を聞いて、季節物の短信にした▼

首次在报纸上刊登消息和照片是很难忘的事情。对于笔者来说,是软冰糕。让人想起进公司研修的春季和初夏的百货商店的顶楼中,让我拍摄到了大吃冷饮的孩子们。听从了小卖店和气象台的建议,选择了写季节物的短新闻。

翌朝の地域版を見て、自分の文章に羽が生えた気分になった。パソコンもネットもない28年前である。手書きが活字になり、読者のもとに飛んでいく感覚は格別だ。この思いにプロもアマもない。自分史や随筆を、見知らぬ人に読んでもらいたい気持ちは分かる▼

看了第二天早上报纸的地域版,自己的文章生出翅膀那样的心情。28年前,电脑和网络都不存在。手书变成铅字后飞向读者的感觉是非常特别的,没有专业和业余的考虑。了解让不认识的人也可以阅读自传呀随笔之类文章的心情。

自費出版で急成長した新風舎が経営に行き詰まった。「著作が書店に並ぶ」と宣伝し、費用を著者と分担する手法で約1万5000人の本を出した。ところが、本屋にないなどの苦情が続き、裁判も起きていた▼

因自费出版而急速成长的新风舍却陷入了经营困境。在宣传“作品在书店里上架”、与作者分担费用的手法下,大约1万5000人的书出版了。然而,作者之类的不满持续着,官司也跟着来临。

魅力は、時に魔力にもなる。原稿へのほめ言葉に期待しすぎると、後で落胆しかねない。NPO「自費出版ライブラリー」(東京)の伊藤晋理事長は言う。「まれに『佐賀のがばいばあちゃん』のようなヒットも出るが、自費出版はそう売れない。それでも、無名の記録として残す意味がある」▼

魅力有时候也会变成魔力。因为过于期待对于原稿的褒扬之词,之后碰到贬低大概会灰心。NPO“自费出版文库”(东京)的伊藤晋理事长这样说。“出现像《佐贺的固执奶奶》那样难得一见的大畅销,但是自费出版书不可能都那么畅销。尽管如此,也有留下作为无名的记录的意义。”

誰しも、自分の創作や人生を形に残したいと願う。自費出版の盛況は、この国の豊かな文字文化のたまものでもあろう。「庶民の作品群」は、だから店頭での人気では測れない価値を宿している▼

无论谁都希望在形式上留下自己的创作和人生。自费出版的盛况也是拜这个国家丰富的文字文化所赐。所谓“平民作品群”,就是说它有不能以在书店里的人气所能衡量的价值。

新風舎は前金を払った約1100人の本を制作中だった。誰かの手に取られる日を夢見てつづった労作だ。「羽」を待ちわびる文字たちが、つつがなく飛び立つことを祈る。

新风舍支付了预付款的大约1100人的书正在制作中。梦见无论是谁都可以阅读到而不断辛苦工作着。祈祷那些焦急地等待长出翅膀的文字们可以安然无恙地起飞。

[1] [2] [下一页]



打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口