(誤)そで振り合うも多少の縁と言いますが、旅行中はよろしくお願いします。
(コメント:「袖振り合うもたしょうの縁」は、「道で他人とたまたま袖をすり合わせるというのも、多くの生を経る間に結ばれた因縁によるものである」という仏教的な考えから出た語。「たしょうの縁」は「多生(=何度も生まれ変わって多くの生をうけること)の縁」が正しい。また、「他生の縁」とも書く。この場合は、「前世に結ばれた因縁」ということになる。「他生」は、今生(こんじょう)(現世。この世)に対して、前生(ぜんしょう)(前世)や後生(ごしょう)(来世)を指す語。しかし、「多少の縁」とは書かない。なお、「袖」は常用漢字でない。)