酒豪のことを英語で「スリーボトルマン」と言うのは写実的だ。つまり酒瓶3本男。中国語だとこれが「海量(ハイリアン)」になる。海ほどの量を飲むという、「白髪三千丈」ばりの誇張が中国らしい。言葉としては面白い。だが、決してまねることなかれ、である。
英语将豪饮者称之为“三瓶男(three bottle man)”,这倒是蛮写实的。也就是指那些能喝三瓶酒的男子。在汉语里把这叫“海量”,意思是能喝的量象海洋那么大。类似“白发三千丈”这样的夸张很有中国特色。虽然作为语言不乏幽默,然而,切不可肆意模仿。
春がめぐり花が咲き、今年も「アルコール?ハラスメント(アルハラ)」が案じられる時節になった。新入生や新入社員ら、後輩を迎えた面々はつい張り切りがちだ。宴が暗転せぬように、先輩らしい自戒が要る。
春暖花开,今年又到了为“酒精骚扰(酒骚)”而担忧的时节了。迎接新生以及新职员的各位学长不由自主地一个个特别容易兴奋。为了不让宴会黯然失色,各位还真的要做出点学长的样子严格自律。
この季節、満開の桜の下も危ない。東京消防庁によれば、花見の宴から救急車で搬送されるのは20代が断然多い。世慣れしない初々しさが、往々にしてあだになる。堂々と杯を伏せるのも作法と心得たい。
在目前的季节里,盛开的樱树之下也是个危险的地方。据东京消防厅称,从赏花宴上被救护车送到医院的20多岁年轻人占绝大多数。涉世未深的稚嫩往往使他们成为出了头的椽子。希望要明白堂堂正正地扣上酒杯,其实这也是一种礼仪。
酒について英国の元首相チャーチルは言ったそうだ。「アルコールが私から取り出したものより、私がアルコールから取り出したものの方が多い」、と。飲んべえながら仕事は果たし、人生をユーモアに丸めた達人はさすがだった。
据说,英国原首相丘吉尔对于酒曾有过一段言论,“相对酒精从我身上获取的东西而言,我从酒精处获得的东西更多”。尽管喝酒无度,可并不影响工作,真不愧是在幽默之中游刃有余地度过人生的高手。
日本には「浅酌」というゆかしい言葉がある。忘れられたような二文字だが、静かにほどよく酒をのむことを言う。酒の側に他意はない。百薬の長か、それとも災いと病の種か。洋の東西を問わず、つまりは人次第となる。
日本有一个温文尔雅的词叫“浅酌”。这两个几乎被遗忘了的文字意在平心静气的品尝美酒。酒这方面并不存在其他意图,无论称之为百药之首也好,病灾之源也罢,不管大洋东西归根结底还是取决于人。