福島第一原発では、燃料を冷やすために原子炉へ注入されている水が汚染水となってトレンチなどへ漏れ出しています。 東京電力では、こうした汚染水を処理する施設を建設中で、既に水を通す試験などは始めていましたが、10日からは低濃度の放射性物質を含んだ汚染水を使って本格的な試運転を始めることにしています。 処理施設は、油を除去する施設、主にセシウムを吸着する施設、そのほかの放射性物質を沈殿させる施設、塩分を取り除く施設の大きく4つ工程に分かれていて、汚染水の濃度を1万分の1程度に下げられる設計です。 トレンチの水位は地表に迫っていて、東京電力では試運転がうまくいけば15日にも本格運転を始めることにしています。(10日00:42)
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汚染水の処理施設、きょうから試運転
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