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「わかりました」と「大丈夫です」

問:

問題集に次のような選択問題がありました。

  A:夏休みの宿題をちゃんとやってくださいね。
  B:はい、大丈夫です。/はい、わかりました。

 正解は「はい、わかりました」でした。でも、高校教科書第1冊の会話では「はい、大丈夫です」と言っているのですが、どちらが正しいのでしょうか。

答:

まず、教科書の会話部分を見てみましょう。

 水谷:あしたから夏休みですね。周明君はどうしますか。
 周明:はい、8月末まで内モンゴルのおじさんのパオで過ごすつもりです。
 水谷:それは楽しそうですね。でも、夏休みの宿題を忘れないでください。
 周明:はい、大丈夫です。ちゃんとやってきます。

 水谷先生は、周明から夏休みに内モンゴルに行くというのを聞いて、宿題を忘れないでできるかどうか心配しており、それに対して、周明はちゃんとやってくるからという気持ちで「はい、大丈夫です」と答えています。つまり、水谷先生に心配をさせたくないという気持ちが表れています。また、この部分を「はい、わかりました」に置き換えることができますが、その場合、ただ単に「宿題を忘れないで」という水谷先生の言葉を理解したことを表しているにすぎません。
 さて、問題集のほうですが、教科書と比べると場面設定がはっきりしませんが、この文だけで判断すると「はい、わかりました」で答えるのが普通です。「はい、大丈夫です」で答えるには、「ちゃんとやります」とか「かならずやります」などの言葉が続いたほうが自然です。
 しかし、「はい、わかっています」というと失礼になってしまいます。話し手は、そのことを理解しており、それ以上の忠告は聞きたくないという含みを持つことが多いからです。使う時には気をつけてください。

加納陸人
文教大学教授/『日語』日本側主任編集委員

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