(△)要らなくなった本を段ボール箱に詰めて古本屋に持って行ったが、二足三文にしかならなかった。
(コメント:「にそくさんもん(=数量が多くても非常に安い値段にしかならないこと。ひどく安いこと)」は、「二束三文」が一般的である。国語辞典でも「二束三文」だけを掲げるものが多く、新聞の表記も「二束三文」である。これは、二束(ふたたば)で三文(「文」は昔の貨幣の単位。一貫の千分の一)にしか売れないという語源に基づく。しかし、金剛草履(こんごうぞうり)(=丈夫に作った大形の草履)が二足で三文の値段であったところからという説もあり、それによると「二足三文」となる。)